2010


12/13
ストロベリーチーズケーキを食べながら思うこと
 

とても寒い日の夜
ある絵をみにいきました。

一目見たときから
「あ。」という表情のままで
しばらく固まってしまって。

今思うと、笑うとか泣くとか
そういう喜怒哀楽の部分を
もうびっくりするくらいのスピードで通り過ぎ
一瞬で、心の真ん中に
触れていたのかもしれない。


目をつむるとまだ、
その色や線の欠片が
きらきらと光のように浮かんできます。

koiemi





11/6
今日のできごと 〜ふとん編〜

今日はとても気持ちの良い晴天でした。


洗濯をして、掃除をして、ふとんを干して、こたつふとんも干して。
おひさまをあびて、ふっくらのふとんを取り込もうとした時である。
ホコリをはらおうと、ベランダに乗り出してふとんをぱたぱたとしたとたん
つるっ!っとすべって、4階から落下してしまった。
いつかはこんなことが起こるかもな(あくまで“かもな”)、と思っていた矢先である。
ベランダから下をのぞくと、家とビルのはざまにある中庭の
物干がある屋根の上に落ちていた。
あわてて1階に下りて落ちた場所に行こうとするも
家々の隙間はふさがれて、入っていけそうにない。
そこの家の人もお留守である。



ひとまず部屋にもどってうろうろしてみる。
色々考えてみる。
ふとんのない生活。
かけぶとんにくるまって眠る。
こたつに入って眠る。
さみしい。やっぱりさみしい。私のしきぶとん。
新しいものを買いに行く。
落ちてしまったしきぶとんは雨風にさらされて
どんどん薄汚れて、黒くなってゆく。
せつなすぎる!!
ベランダから伝って下に下りてみるのはどうか。
足場を確認してみる。
スパイダーマンのごとく私の運動能力を見せつけた所で
泥棒や変態に間違えられ通報される。
よい考えはうかばんものだな〜と少し落ち着く。

仕方ないのでお手紙を書き置きして
当初の午後の予定、DSドラクエ、はぐれメタル5匹たおす
をして待つことにした。


そしてあたりは暗くなり、
ベランダの下の方でごそごそと音がした。
!!とのぞくと、おじさんが屋根にはしごをかけて
ふとんをおろしてくれている。
猫も2匹いる。
おじさんに“すみません〜”と声をかけると
“どうぞ、とりにきてください〜”と言われる。
やさしいおじさんでよかった。
無事にふとんを受け取りお礼を言って部屋にもどる。
心なしかふくふくした感じ。
ふとんのありがたさを身にしみて感じる。
今日はいい天気で良かった。
あたたかな日で良かった。


*お知らせ*
nemuのBCCKSが始まりました。
nemuの感じたことや思いを形にしていこうと思います。
少しずつのペースですが、また見てみてくださいね。

makino





10/14
タイムマシンと儚い夢

涙…

1時間もかけて書いてた文章を
まちがって消してしまったのである。
あぁ…パソコンて儚い。
ボタンひとつでこんなことになるとは…。
やい、さっきの出せ!
と怒ったところで、端っこに噛み付いたところで、
歯形がついてさらに悲しくなるだけなので、
もう全く違うことを書くことにしたのであります。


最近よく見ている
Tavi Gevinson(タヴィ・ジェヴィンソン)という14歳の女の子のブログ。
Taviちゃんの感覚がとてもおもしろい。
ファッションて楽しい!と改めて感じる。

画像を2枚拝借してしまいました。



まるで映画のワンシーンのようである。

Taviちゃんのブログはコチラから↓

makino






9/8
 

本という形が
なんだかとても好きです。

あ。と立ち止まり、
1冊の本を手に取って
ゆっくりと開ける時の
どきどきそわそわした気持ちや。

その薄い紙の1枚1枚に、
知らない誰かの
ある日あるとき触れた世界が
ぎゅっと詰まっていることや。

ぱらぱらめくったとき
次々と目に入ってくる、さまざまな色や線。
ゆっくりめくったときには
写真や文字や絵が、はっきりと
目の中に入ってくるかんじ。

時には、色んな人の鞄の中にひょいと入っていたり
カフェで静かに佇んでいたり。
本がずらーっと並んでいる姿も好き。

その四角い紙の連続に
いつも魅了されています。

koiemi





8/16
春の記憶






7/19
夏の記憶





6/23
ほっとする場所は

使い込まれた清潔なキッチン

落ち着いた照明の本屋さん

自然の光が差し込む図書館

くもりの日の温水プール

お風呂

ふかふかの布団の上

画材屋さん

新鮮な野菜や果物が並んでいるお店

湖や池のある公園

海の見える場所

ピアノのある部屋

好きなひとや動物のいる空間

電車

空がひろい場所

小さな映画館

そして、
出掛けて帰ってきたときの
自分の部屋。




koiemi




4/22
はじまり



朝がきて 夜がきて また朝がくるように
日々起こる出来事は全て
ふわりと 繋がっているんだろう。
そんな中、稀に
なんだかとびきり新しい匂いがする出来事が
くっきりと起こるときがある。

今、はじまりだって
すごくまっさらな気持ちになるとき。

そんな時に感じたことや
見たことや
聞いたことは、
水のように 空気のように
全てがするりと入ってきて

そんな時のひとつひとつを
ずっと覚えていたいと願うけれど、
きっと日々を重ねる中で
少しずつ 忘れていってしまうんだろう。

けれど、これから先
いつもふわりと思い出せるのは、
曖昧だけれどとてもキラキラとした何か。
心が暖かくなる何か。

スープのようだと思う。
材料ががほとんど溶けて、
形が残っていなかったとしても
スープに溶け込んだその味は、
とてもおいしくて
ほっとする。
無駄なものは何もなかったんだと思う。


日常を大切に思う。
そして そんな日もとても大切に思う。

koiemi





2/23
手を動かして

形をつくり、色をぬる。

心を込めて、
ひとつひとつ丁寧に。

何かを作っているときに
変化しつづける色や形を見ているのが
とても好きで。
完成するまでの間、
いつもドキドキしています。


koiemi





1/12
流れるように旅をする
 

そういえば。
わたしも皆も、当たり前だけれど
空から舞い降りてきた訳ではなくて。
大地を踏みしめ、
一歩一歩あるいたり走ったり、
スキップしたり、立ち止まったりしながら進んできた。

そんな、はじまりからずっと繋がっている線の1番先が
いつも今なんだなぁ。と
川を見ると、ふと思う。


新しい年がはじまりましたね。

koiemi